・ファッション事始め

まず始めに断っておきますが、このページの「目標」は、今から街のファッションリーダーを目指すことではありません。
ファッションに対する拒否反応、不安感を克服し、自分の判断で服装を選べるようになることを目標にしています。

  1. 基礎作り
     ファッションに興味がないと、そもそも服のどこを見ればよいのか分かりません。
     オタクに限らず、無知は不安と不快の素です。
     野球やサッカーだって、ルールを知らずに見てもちっとも楽しくないでしょう。

     身近に詳しい人がいればその方に聞くと良いのですが、
     オタクは他人に教えを乞うのを屈辱だと思っている人が多いので、最初は独学でも構わないと思います。
     ファッションや服飾デザインに関する本を買ってきて、少しずつで構いませんので、色彩、構成、シルエットといったファッションのルールを覚えていきます。
     オタクは知識を得ること自体には抵抗は無いはずですので、比較的すんなりと読み進められると思います。

  2. 判断力を養う
     同時にファションについて、自分自身で判断する習慣をつけていきます。
     外出したとき、街を歩いている人のファッションを見ながら
     を自分で判断していきます。

     ファッション関連の雑誌を読むのも良いでしょう。
     ファッションのトレンドについてたくさんの情報が載っています。・・・必ずしも、全部があなたに似合うとは限りませんが。


     特にはじめのうちは、「よく判んないけど、こういうのが良いんだろうな」みたいな考え方は避けたほうが良いと思います。
     目標はあくまで「自分で判断できるようになる」こと。
     その場しのぎの服装なら、すべてお金(と店員さん)にお任せしてしまえば、案外、無難にまとまるものです。
     しかし、通常はお金が続きませんし、あなたの中にファッションに対するコンプレックスは残ってしまいます。

     同様に、他人の判断を重視しすぎるのも考えものです。
     「受け身」の姿勢は長続きしませんし、
     我慢して教えを乞うてみたところで、結局はあなたではない誰かのセンスの丸写しにしかなりません。

     テストで他人の答えを丸写しして良い点を取っても、それはあなたが賢くなったわけではないし、勉強に対して自信もつかないでしょう。
     ファッションも同じです。他人のお薦めを鵜呑みにするだけでは、オシャレにはなれません

     大事なのは、「挑戦する」姿勢。
     自分なりに考え、悩んで出した答を、世間の荒波にさらすことで少しずつ研ぎ澄ましていきます。
     テレビゲームのRPGでは敵を倒すと経験値が貯まりますが、
     現実世界で経験が得られるのは、むしろ自分が打ちのめされた時です
     憧憬ではなく、ある程度のTry&Errorを経ない限り、いつまでたっても自信はつかないのです。

     もちろん『電車男』のように「そんな余裕はない」という場合も、あるのですけど・・・。


     他のページでも書きましたが、外見は中身を示すラベルの役割をします。
     オシャレが好きな人から見れば、オタクはどうあがいても「ちょっと変わった人」に見られるでしょう。
     中身が「変わった人」なら外見も「ちょっと変わってる」くらいでちょうど良いんです。
     むしろ「変わった人」なのに「オシャレ大好き」な格好したら偽装表示問題じゃないですか。
     
     Visual(外見)だけ磨いても、Vision(将来に対する展望や信念)、Value(現在の価値、能力)の3点に一貫性がなければ
     女の子に「なんか、思ってたのとちょっと違う」とか言われるのがオチです。(つд`)    

  3. もっと刺激を!
     オタクの生活は行動範囲が限られているぶんワンパターンなものになりがちですが、
     イベントのない休日を利用してどんどん行ったことのない所へ行ってみましょう。

     人の集まるところへ行ってみましょう。お祭やフリーマーケットに行って見たり、
     デートの下見のフリをしてオシャレな飲食店に行って、周りの人の服装をチェックしてみましょう。

     もっと美に触れてみましょう。書籍、映画、芸術や伝統的な衣装から、自分が面白い!と思うものを探してみましょう。
慣れないうちは、周りの目が気になるかもしれません。

ただ実際には、今までだって、周りはあなたをカッコイイとは思っていなかったでしょうし、
あなた自身、怖がっていたら、いつまでたっても未熟なままです。
むしろ、周りの評価を気にするようになっただけでも、大きな前進といえます。

「オレはオタクだけど、外見に気を使う器量もありますよ」ぐらいの気持ちで
気楽に取り組んでいけば良いと思います。



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